樹木との付き合い方
私は現在、東京都に住んでいます。都内には、意外と緑が多いのをご存知でしょうか。
大きな公園、明治神宮の杜には、豊かな自然が残されています。そのほかに、神社の御神木にも素晴らしい巨樹が多く残されています。
素敵な木を見つけたら、抱きつかないと気が済まない方がいますが、実は木は、人間にあまり触れてほしくないと思っています。それは、人間が初対面の人にいきなり抱きついてほしくないのと同じだと思ってください。
「抱きつきたい!」という衝動が出たときは、木の方が抱きついて欲しいと思っていて、呼ばれた可能性があります。いずれにせよ、木のそばに近寄って根を痛めないように、足元に気をつけてあげましょう。
また、彷徨う魂が木に宿っていることもあります。木の幹に生えている苔にも、魂が吸い寄せられているので、苔が茂った森を見たら、魂の光が宿っていると思ってみてください。
風の時代に乗るために
2022年から、風の時代が始まりました。これから2025年にかけて、風の時代が定着すると言われています。
地の時代は「右に倣え」でみんな一緒に頑張る時代でした。一つひとつの努力を積み上げて、家族や友達の思いに応えていくことが、期待されていました。これはある種、お互いの依存にも繋がってもいました。
しかし風の時代では、内面が大きく変化するので「自分がどうしたいか」の方が大事になります。財産や地位、名誉が大事という時代から、その行動が「楽しいかどうか」が大切な時代になるのです。
自分のハートが喜んでいることをしていると、自然に「一緒の風に乗りたい」という人が出てきます。誰かについていく、というよりも「楽しくしていたら誰かと手を繋いでいた」という流れが、風の時代の自然な流れと言えます。
このため、自分がやりたいことに気づかないと、自分が空中分解してしまいます。「自分がどうしたいか」が一番大事なポイントになるので、何か行動を始めるときは、得か損かではなく、嬉しいかどうか、自分が心から楽しめているかどうかを、自分の胸に聞いてみましょう。
また、風の時代は個の時代と言われていますが、それは単純に集団から離れるという意味ではありません。一人になって「一人で頑張ろう!」というのでは、”頑張る”という意味ではまったく同じことだからです。
風の時代になったからといって、無理に一人になる必要はないのです。「集団から個に変わる」という言葉は、ワクワクしながら生きるを楽しむ、という個の価値観の時代に変わる、という意味なのです。
かつては「みんなで仲良く」という価値観が重視されていました。個性を抑圧して、集団のために自分を抑圧するのが美徳でした。これからは「誰と仲良くしようかな」と一人ひとりがワクワクする時代です。
今はその分かれ目なので、自分でわざわざ変えようとしなくても、自然に周りの環境が変わってい来ます。この時に「情報に乗らなきゃ!」と焦ってしまうと、思っていたのと違った、ということが起きてしまいます。
あくまでも自分が楽しむことを大事にして、慌てないようにしましょう。天体の動きで焦ってしまいがちですが、胸にしまっていたことは自然に出てくるので、実は自分の気持ちに集中するだけで良いのです。誰の胸の中にも、必ずワクワクの光が眠っています。
例えばSNSでいうと、いいねやフォロワーの数に依存するのは、地の時代の習慣です。「こんなにたくさんの人が見てくれた!」とワクワクするのが、風の時代のとらえ方だと言えるでしょう。
風の時代には、当たり前でなかったことが当たり前になりますが、風の時代が来たから終わり、ではありません。生きるという意識を大事に、今の自分にできることを楽しんで、自分の可能性を広げていくことが大切なのです。
また、思い出の光の輝きは、必ず魂にインストールされています。今まで持っていたものを単に手放すのではなく、プロセスや悩み・苦しさ・嬉しい気持ちを思い出して、自分に感謝してみましょう。
風の時代は、木星と土星のエネルギーが降り注ぎます。地球外の空気がワクワクを呼び覚ましてくれるので、一日一日を大切に、感謝とともに歩みましょう。煩わしいことがあれば「よくここまで歩んだね」と自分に言ってあげましょう。
また今は変革期ですから、もし「どうしたらいいかわからない」と思っている方がいたら、それは風に乗っている証拠です。自信を持って、今の自分に感謝してみましょう。